今回は、キュウリの葉っぱに写真のような白いもわもわした斑点が付いた時の原因と対策、実際に対策してみた結果についてまとめたいと思います。
白いもわもわした斑点の正体は・・・
この白いもわもわした斑点の正体は・・・うどん粉病です!!
確かにうどんの粉っぽい見た目ですね。
名前的に大したことない病気のように思うかもしれませんが、悪化すると枯れてしまったり、葉が縮れたりするそうです。
かび菌の一種で風に乗って近くのキュウリにも移ってしまうので、こいつはなかなか厄介な病気です💦
うどん粉病の原因
うどん粉病の原因菌は、夜間、多湿で冷涼な環境下で胞子形成し、日中の乾燥した状況で胞子を拡散します。
また、株間が近く、風通しが悪かったり、窒素成分が多く含まれる肥料を与え過ぎたときなどにも発生します。
うどん粉病の対策
家庭菜園をしている方は農薬を極力使わない方が多いので、農薬を使う以外の方法を3つご紹介します。
病気の葉を早期に取り除く
病気の葉を早期に取り除き、かび菌が飛ばないようにすぐにビニール袋などに入れて捨てると元気な株であれば回復します!
しかし、うどん粉病がすでに広がりすぎていたり、株が弱っていると難しいかもしれません・・・。
かび菌は胞子を出すので次から次へと感染し、最終的には枯れてしまう可能性もあります。
なので、毎日の観察と早期発見、葉の撤去が大切です。
暑くなるまで毎日観察してしのぐ
うどん粉病は暑い夏が苦手です。
もし、被害が小さいようでしたら葉を撤去しながら暑くなるのを待つのも有効です。
「いつまでうどん粉病は続くのか・・・。」と思う時もあると思いますが、暑い夏を頑張って待ちましょう!
アルコール消毒を薄めて噴霧する
色々と調べていたらアルコール消毒を薄めて噴霧すると良いという情報を入手したので実際にやってみました!
このご時世でご家庭にアルコール消毒を常備している方も多いと思います。
市販のアルコール消毒:水を3:7に薄めて晴れた日に噴霧してみました。
1~2週間うどん粉病と戦ってみましたが特に拡大なく、周りの葉がどんどん伸びてくれたので最終的にはうどん粉病の葉をすべて切っても8割くらいの葉っぱが残ってくれました。
発見するまでのうどん粉病の拡大スピードと比べると、アルコール消毒を噴霧してからの方が拡大スピードが抑制されたようです。
まとめ
暑くなった影響もあるかもしれませんが、うどん粉病はその後も拡大せず、現在は成長スピードの方が上回っております。
少しずつキュウリも大きくなり初め、収穫がとても楽しみです♪
私は身近にあったのがアルコール消毒液だったので、「カビに効きそう!」という理由で試しましたが他にもお酢や重曹を使った対策もあるようです。
下記の二つのサイトが分かりやすかったので、お酢や重曹でうどん粉病を撃退する方法について気になる方はご参照くださいm(__)m
【早期発見が鍵】きゅうりのうどんこ病対策ガイド!原因や農薬の正しい使い方を解説!
うどん粉病の原因と対策|効果的な薬剤と重曹スプレーを使うときの注意点